エステティシャンの資格取得について

美容整形外科や美容皮膚科に勤務している看護師におすすめの資格として、「エステティシャン」の資格があります。看護師がこの資格を取得しておけば、美容に関する知識や技術、接客スキルなど、美容業界で活躍するために必要なことが身に付けられるので、さらなるスキルアップが可能でしょう。そこで、今回は、日本にあるいくつかのエステティシャンの資格の中から、日本エステティック協会認定の資格について説明します。この協会の認定コースには、通学コースと通信コースの2通りの資格取得コースがあります。通学コースは、東京、大阪、 金沢、福岡で開催されており、全300時間以上履修する必要があります。そのため、履修には約6ヶ月から2年ほどの期間がかかります。一方、通信コースは上記の教室での短期間の講座と教材での自宅学習を行います。こちらの履修期間は5ヶ月から1年半ほどと、通学コースよりも短いのが特徴です。また、受講料は通学コースの方が高いため、できるだけコストを抑えて資格取得を目指す場合には、通信コースを選択することをおすすめします。ただし、この講座では、皮膚の基礎知識だけでなくフェイシャルやボディートリートメントの技術、接客スキルなども学ぶため、実技については通学コースのほうが身に付きやすいかもしれません。どちらのコースにも長所と短所があるので、もしも、エステティシャンの資格取得を目指すのであれば、自分のライフスタイルと金銭面での事情に合わせたコース選びをするようにしましょう。